【考察】ルパン三世PART6 #4「ダイナーの殺し屋たち」

ルパン三世PART6

ルパン達がヘミングウェイの名作「The Killers」を再演!?

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あらすじ

「大陸横断鉄道(嘘)の冒険」の考察はこちら。

過去の大物のスキャンダル漏洩を恐れたCIAが、コードブックに使用されたを回収した。

その本とは、アーネスト・ヘミングウェイの短編「The Killers」

これは「Men without Women」に収録されているが、ボストンに保管されている草稿の研究で、この小説の初稿が殺し屋の退場で物語が終わっていることを明らかにした。
初稿版はシェイクスピア書店で僅かな部数ながら出版され、稀覯本きこうぼんマニアのあいだでは高値で取引されているという。

回収作戦は密かに実行され成功したが、あるCIA職員の男が小遣い稼ぎ目的で稀覯本を持ち出してしまう。

そこでCIAは殺し屋たちを雇い、稀覯本を回収するよう依頼した。
殺し屋たちは男が夕方6時に必ず食事に来るというダイナーに集結する。

集まった殺し屋は全部で8人。
一体男を殺すのは誰なのか?

ルパン達による、ヘミングウェイの名作「The Killers」再演の幕が上がる!

本編に登場した短編小説のタイトル

本編では、ヘミングウェイの短編小説にあるタイトルが多数登場した。
筆者が気づいたタイトルを以下に記す。

  • 「殺し屋」The Killers
  • 「白い象のような山並み」 Hills Like White Elephants
  • 「十人のインディアン」 Ten Indians
  • 「簡単な質問」 A Simple Enquiry
  • 「アルプスの牧歌」An Alpine Idyll
  • 「祖国は汝に何を訴えるか?」Che Ti Dice La Patria?
  • 「贈り物のカナリア」 A Canary for One
  • 「今日は金曜日」 Today is Friday
  • 「五万ドル」 Fifty Grand
  • 「追い抜きレース」 A Pursuit Race
  • 「敗れざる者」The Undefeated
  • 「陳腐なストーリー」 Banal Story
  • 「異国にて」 In Another Country
  • 「身を横たえて」 Now I Lay Me

お気づきの方もいるかもしれないが、これらは全て短編集「Men without Women」に収録されている。

これは2人の殺し屋が来店した時にウェイトレスが読んでいた短編小説だ。

*White Elephantsはダイナーの名前、カナリアはダイナーで飼われていた。

その他の小ネタ

The Killersの逸話

1926年ヘミングウェイあマドリッドのホテルに滞在していた。楽しみにしていた闘牛が雪で中止になった日に、僅か1日で書き上げた小説、それが「The Killers」だ。後に短編集「Men Without Women」に収録されたが、ボストンに保管されてる草稿の研究で、どうやらこの小説の後半はこのとき付け加えられたってことが分かった。

ルパン三世PART6 「ダイナーの殺し屋たち」ルパンの台詞より引用。

シェイクスピア・アンド・カンパニー

ヘミングウェイはもちろん、エズラ・パウンド、スコット・フィッツジェラルド、ジェイムズ・ジョイスなど、パリのアメリカ人たちのオアシスと呼ばれた名物書店だ。

ルパン三世PART6 「ダイナーの殺し屋たち」ルパンの台詞より引用。

ニュージャージーから移住してきたアメリカ人女性シルヴィア・ビーチによって1919年に開かれた書店。この店は書店であると同時に貸し出しの可能な図書室としても機能しており、扱われる書物はビーチ自身の鑑賞眼を反映した洗練されたものであった。

1941年、ショーウインドーに展示してあったジェイムズ・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を買いたいというドイツ人将校の申し出を断ったことが原因で閉店する。

どこかで見たことがある殺し屋たち

えっと、こちらにトーゴ―十三じゅうぞうさんって・・。

ルパン三世PART6 「ダイナーの殺し屋たち」配達員の台詞より引用。

殺し屋たちはどこかで見覚えがある人間ばかり。

名前が出てきたのはトーゴ―十三のみだが、これはゴルゴ13だ。

名を連ねた映画監督たち

  • アキ・カウリスマキ
  • ラース・フォン・トリアー
  • アンジェイ・ズラウスキー

何故この監督の名前が出てきたのかは不明である。
しかし押井監督といえば大の映画好きでも知られているので、押井監督のお気に入りの監督という可能性が高いのではないだろうか。

町の名前がサミットではない理由

町の名前をウェイトレスは「オーク・タウン」と答えたが、これはヘミングウェイの家があるところである。

オシイヌ

押井監督は愛犬家としても知られ、手掛ける作品にはたびたび犬が登場する。
今回の話も冒頭に犬が出てくる。

「ダイナーの殺し屋たち」感想

ヘミングウェイの「The Killers」を知らない人が見ても、恐らくよく分からなかった回ではないだろうか?

原作では銃撃戦こそなかったものの、ほぼ「The Killers」をなぞっている。
ハムエッグサンドとベーコンエッグサンドを注文したことも同じだ。

不二子がアンドレ・アンダースンを殺さなかったのも、原作で男のその後が書かれていないからだろう。

もし「The Killers」を知らずに今回の話を見てしまった人は、「The Killers」を読んでからもう一度見てみると、違った視点で楽しむことができるだろう。

勿論「The Killers」を購入しても、CIAに追われたりしないので安心して欲しい。

そして不二子の手料理が激マズだったことも判明した。
殺し屋とウェイトレスといういつもと違った立ち位置からの言葉の応酬や、お互い銃を構えるラストシーンからは、コードブックなど必要ないルパン達の信頼関係のようなものをうかがわせる。

次回は芦辺拓氏の脚本で前後篇の話「帝都は泥棒の夢を見る」が描かれる。
「探偵小説」を描くとのことだが、一体どんな話になるのか楽しみだ。

「黄金仮面対明智小五郎」というお題があることが判明!
一体どんな話になるのか・・。

以下に芦辺氏の代表作を二つ紹介する。
次回まで待ちきれない人はこちらでも予習してほしい。

#5「帝都は泥棒の夢を見る 前篇」の考察を読む。

PART6を無料で観れるVOD一覧

以下、「見放題対象」かつ「無料トライアル」があるVODをまとめる。
無料でルパン三世PART6を視聴したい方はこちらを参考にしてほしい。

おすすめは見放題対象で「初回初月無料」dTVと、同じく見放題対象で「31日間無料」U-NEXTだ。
無料期間が終わると月額料金がかかるので注意して欲しい。

dTV(550円/月)

U-NEXT(2189円/月)

本作品の配信情報は2021年11月11日時点のものです。
配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各ホームページをご確認ください。

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