マハトとトキオの関係は何なのか?
アニメ「SYNDUALITY Noir」の15話「Duel of Fates」の考察です。
カナタ「どういうことだよ。黒仮面さんとトキオさん…。リヒトって?」
カナタのピンチにトキオも乱入し、大きく物語が動いた回でしたね。
マハトを追って「あばよ!」と去っていったトキオに、「ちっとは説明してくれ~😱」と思ってしまいましたw
トキオさんが説明してくれなければ仕方ありませんね…。
ここは考察ブログ…自分で予想していきます!🤩
今回はマハトとトキオの関係を予想するにあたって、イデアールという組織のおさらいをしています。
その他細かい部分で皆さんが疑問に思いそうなところを解説しています🎵
前回の考察はこちら👇
マハトとトキオの関係は何なのか?
マハトとトキオの関係について、「名前」「所属していた組織」から予想していきます。
マハトとリヒト
マハト「貴様…リヒト?リヒトなのか?」
アニメ「SYNDUALITY Noir」15話「Duel of Fates」
トキオはマハトからリヒトと呼ばれていました。
トキオの本当の名前は、リヒト・アルターのようですね。
どちらもドイツ語です。
Licht:光、希望
Alter:年老いた、古い
一方マハトのフルネームはマハト・エーヴィヒハイトです。
Macht:権力、力
Ewigkeit:永遠
名前の響きがどことなく似ているので、兄弟なのかもしれません。
3話の考察時点でトキオに黒仮面をつけて遊んでましたが、顔立ちもかなり似ているんですよね…。
名字部分が違うので兄弟ではないかもしれませんが、親友・相棒・盟友といったかなり近しい関係であったことは間違いありません。
二人は高貴な身分?
シュネー「次からは私もお連れください。御身は世界の担い手なのですから」
黒仮面「心得ている。この身は無辜の民を守る剣であると」
アニメ「SYNDUALITY Noir」3話「Behind the mask」
無辜の民は災害に遭った人々のことです。
200年前、新月の涙と呼ばれる大災害によって人口の92%が亡くなっているため、無辜の民とは今を生きる人々全てをさしていると思われます。
シュネーがマハトのことを世界の担い手と言っていたこと、6話でマハトのバックにスペードのK(古代イスラエル王ダビデ)が描かれていることから、マハトは高貴な身分なのかもしれません。
もしトキオがマハトと兄弟ならば、ムートンから「坊ちゃん」と呼ばれていることも矛盾しないですね。
オープニングでマハトの持ち物と思われる銃にアメイジアの刻印があったので、マハトはアメイジアの関係者かもしれません。
次の項目では、マハトとトキオがイデアールの人間である可能性について解説します。
二人ともイデアールの人間
ヴァイスハイト「随分懐かしい顔ぶれが一緒みたいだね」
アニメ「SYNDUALITY Noir」15話「Duel of Fates」
ヴァイスハイトはトキオのことを知っていたようです。
つまりトキオはイデアールの人間ということになります。
以下、イデアールという組織についておさらいします。
イデアールはメイガス狩りをしていた
5話でカナタたちは謎の集団に襲われています。
この集団こそがイデアールです。
イデアールは自分達以外でイデアールを求める者を例外なく排除するという危険な組織です。
結成自体はアメイジアが崩壊した1年後の2223年ですが、元々あった反アメイジア組織がイデアールになったのではないかと予想しています。
反アメイジア組織は少なくとも2219年には存在していて、アメイジアが一夜にして滅んだことにも関与しているかもしれませんね。
マハトやシエルがヴァイスハイトに逆らえない理由が、ヴァイスハイトがアメイジアを滅ぼすほどの力を持っているからだとしたら、辻褄はあうんですよね…。
カナタ達の前に現れた時には、イデアールへの鍵である女神の確保のため、ゼロ型メイガスを片っ端からかどわかすという強硬手段をとっていました。
イデアールは鍵をノワールと断定し、ノワールの確保とカナタの抹殺を目論んでいます。
ただしマハトに関して言えば、カナタのことを気に入っておりカナタを殺すことを最後までためらっていました。
トキオはイデアールから逃げ出した?
「しかし、先程の設定には見覚えがありましたな。よく坊っちゃんも覚えていらした」
「しょっちゅうやらされたし、見てたからな」
トキオは遠くを見つめて、吐き捨てるように言った。
外伝小説『SYNDUALITY Kaleido』 ep.03「名もなき機体」
カナタがノワールと出会う1年前、カナタは10年かけてコツコツ組み上げていたコフィンが完成間近となっていました。
シュミレータ上でエンダーズとの戦闘を繰り返していましたが、トキオが設定をいじってしまいます。
どうやらその設定はトキオが繰り返しやらされた過酷な設定だったようです。
トキオが凄腕のドリフターなのは、イデアールで戦闘訓練を受けていたからではないでしょうか?
そしてそれに嫌気がさしたトキオはマハトと一緒にイデアールを逃げ出そうとした。
しかしマハトは自らの意思でイデアールに残り、二人は道を違えてしまったという筋書きです。
トキオは12話でマハトを見かけて以来、ロックタウンを離れてずっとマハトを探していたみたいですね。
トキオがマハトを説得して味方になってくれたら一番いいんですけどね~😉
高度2500kmってどれくらいの高さ?
ミステル「アクティブモード。全天スキャンを実行。出力60%。反応あり。北北西高度約2500km」
カナタ「2500!イストワールか?」
ミステル「待て。これは…向こうからの信号のようだ」
シエル「本当?」
ミステル「解析を試みる」
アニメ「SYNDUALITY Noir」15話「Duel of Fates」
チュニスの宇宙港にあった大気圏外を観測するレーダーでスキャンしたところ、高度2500㎞のポイントから反応がありました。
それでは高度2500㎞とはどれくらいの高さでしょうか?
空と宇宙空間の境目というのは実ははっきり決まっていません。
高度100㎞から先が宇宙という一つの基準はありますが、大気自体は高度100kmを超えても僅かに存在しています。
今回カナタ達が使用したレーダーは大気圏外を観測するものだったので高度500kmより上あたりからが大気圏外となります。
反応があったポイントは北北西高度2500km。
マリアのロケットが爆発したのが高度9863mだったので、カナタ達が目指そうとしている宇宙がいかに遠いものか分かりますね😓
幸い向こうから信号がありミステルが解析しようとしていたので、少しでもイストワールへの手がかりをつかめているといいのですが…。
名将ハンニバルってどんな人物?
マハト「カルタゴの名将ハンニバルは、決闘に勝てば自由を与えると捕虜に約束したという」
アニメ「SYNDUALITY Noir」15話「Duel of Fates」
ハンニバルとは、かつてローマ帝国を滅亡寸前にまで追い込んだとされるカルタゴの名将です。
ハンニバルは捕虜にしたガリア人に、「勝てば自由と武器・馬を与える」と約束し、互いに決闘させています。
最終的にハンニバルはローマ軍に敗れてしまいますが、「戦略の父」とまで呼ばれる彼の戦略は現代でも多くの人々の研究対象になっています。
ALICEとは何?
カナタ「ALICE?」
ミステル「ほぉ?過去からの贈り物のようだ」
アニメ「SYNDUALITY Noir」15話「Duel of Fates」
ALICEとは、ALuminum ICEに由来しています。
ナノスケールのアルミニウム粉末と氷から造られたロケット推進剤で、環境にも優しいとのこと。
カナタたちはALICEを爆発させて、ジャックボックスを殲滅しました。
15話の感想
カナタとマハトの対決は激アツでしたね!
カナタのピンチに駆けつけたトキオもかっこよかったです🥰
SYNDUALITYの歴史も徐々に紐解かれてきていて、マハトやトキオの関係はもちろん、過去にアメイジアで何があったのか、イストワールには何があるのかなどSYNDUALITYの作りこまれた世界には魅了されちゃいます。
まだまだ全貌は明らかになっていませんが、楽しく考察しつつ見守っていきたいです。
ミステルの自己修復が完了すると人格が消えてしまうかもしれないことを告げられるノワール。そんなノワールは最後にカナタのために料理をすることを思いつく。
アニメ「SYNDUALITY Noir」16話「Noir rain」予告
そして次回はノワールの料理回のようです!
一体ノワールはカナタにどんな料理をふるまうのでしょうか…?
ノワールはセーフモードではないと思っているので、人格は消えないと私は信じてます😭
次回の考察はこちら👇
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