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【AIの遺電子】第11話 母の電脳求めて海外へ?病院はどうなる?

AIの遺電子

トゥー・フィーはラテン語の名言が由来?

アニメ「AIの遺電子」の第11話「トゥー・フィー」の考察です。

リサが光と関わることになった事故と、妹を名乗るフィーのお話でした。

この記事で分かること
  • 何故リサの母は物心つく前にリサの髪を染めたのか?
  • 何故リサは会ったばかりのフィーと一緒に住み始めたのか?
  • 何故フィーはリサに会いに来たのか?
  • トゥー・フィーの由来はラテン語の名言から?

余談ですが、リサとサバちゃんの交流が続いているのは嬉しかったです!😊

前回の考察はこちら👇

このページはアニメ「AIの遺電子」11話のネタバレを含みます。

11話をご視聴の後で読んでいただけると、より楽しめます。

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何故リサの母はリサの髪を染めたのか?

リサ「パパはママと一緒に私を作って、すぐ離婚したそうです。パパは金髪で…だからママは私の髪の色を自分に似せて作り替えたんですね」

アニメ「AIの遺電子」11話「トゥー・フィー」

10年前、リサは母を事故で亡くし、自身もボディを失いました。

奇跡的に電脳が無傷だったので、当時担当医だった光がリサの体を再現したのですが、髪の色が違うことから、自分の髪が染められていたことを知ったようです。

これだけ聞くと「何て勝手な母親なのか」と思いそうですが、どうやら問題があったのは父親の方だったようです。

リサの父親はリサに歪んだ愛情を持っていた

フィーの父親「可愛いよな、リサは。どうしても手放したくなくてな」

フィー「そんなにリサが可愛いなら、何で…!」

フィーの父親「だから電脳をコピーした」

フィー「え…!?」

フィーの父親「この国に来てから適当なボディを見つけて、リサの代用品を作った。それがお前だ。フィー」

アニメ「AIの遺電子」11話「トゥー・フィー」

リサの父親がリサに対して歪んだ愛情を持っていたことをリサの母親は気づいたようです。

すぐに離婚して日本に逃げて来ています。

フィーが父親から虐待されていたこと、ずっと所有物だったと言っていたことから、もし離婚していなければ、このような目に遭っていたのはリサだったでしょう。

優柔不断なはずの母親がリサの親権を頑として譲らなかったのはそのためです。

髪を染めたのは場所を特定されないためだった

サバちゃん「大体、何でリサの部屋知ってたの?」

リサ「何でも、インドってAIの検索制限が緩いらしくて…公開情報から色々推測できちゃうらしいよ。ホラ、私病院のサイトに顔出たりしてるし」

アニメ「AIの遺電子」11話「トゥー・フィー」

つまりリサの母が髪を染めたのは、父親に場所を特定されないためでした。

見つかっていたら、リサは父親に連れ戻されていたかもしれませんね…😭

リサは母親を亡くしているので、何の疑いもなく父親についていったでしょう。

もしリサが連れ戻されていたらどんな目に遭っていたことか…想像するだけでも恐ろしいです😱

何故リサはフィーと一緒に住み始めたのか?

リサ「身寄りがないもの同士、助け合わなきゃ」

アニメ「AIの遺電子」11話「トゥー・フィー」

知り合ったばかりのフィーと暮らし始めたリサ。

サバちゃんでなくても「一緒に住むの早くない?」と言ってしまうスピード展開です😱

光「似た者同士、助け合うのも悪くないでしょ」

アニメ「AIの遺電子」11話「トゥー・フィー」

それはやはり、10年前に光がかけてくれた言葉があったからだと思います。

家族を亡くしたリサにとって、なんやかんやと世話を焼いてくる光の存在が大きかったのでしょう。

10年という歳月の中で、二人が確かな絆を育んできたことが分かりますね。

それにしても、光に対してツンツンしているリサが何だか新鮮でした😂

何故フィーはリサに会いに来た?

フィー「この子が…私の人生を乗っ取ろうとしてるの!」

リサ「フィー?」

フィー「リサは私よ!脳紋を見れば分かるわ!」

アニメ「AIの遺電子」11話「トゥー・フィー」

フィーが言っていることは全く逆のことです。

なので、フィーはリサになってリサの人生を乗っ取ろうとしていたことが分かります。

リサになるために、リサを殺すことも考えていたようですね😓

トゥー・フィーはラテン語由来の名前?

脳紋を照合するシーンで、トゥー・フィーの名前が明らかになりましたが、この由来はラテン語の名言からきています。

Tu fui, ego eris(私はあなたであった。あなたは私になるだろう)

本来は墓碑銘の言葉で、「私」=死者・「あなた」=生者として、お墓を訪れた人に対して死は決して避けられないものであるという意味です。

しかし直訳すると「私はあなたであった。あなたは私になるだろう」となり、リサの代用品を作ろうとしたフィーの父親と、リサに成り代わろうとしていたフィーの気持ちを表しているようです😱

11話の感想

フィー「だってあなたに罪はないもの…。あなたは…私なんだもの…」

何故電脳のコピーが違法なのかが改めて分かるお話でした。

電脳コピーをしたデタラメな父親の方が裁かれるべきでしたね😱

フィーはすぐにでも父親から逃げれば良かったと思うんですが、やはり難しいのでしょうか?

リサと同じ存在が殺人に手を染めなきゃいけなかった境遇を思うと辛いですね…😭

以下は、光の話をおさらいしています。

光は小さい頃から病気がち、母親は治験詐欺に遭った

病気がちだった光の治療費を捻出するために、光の母は怪しい治験に協力しその時に電脳をコピーされたようです。

ヒト指向型人工知能の複製等に関する法律。

ヒト型AIの複製が、人格の尊厳や社会秩序に問題を及ぼすとして制定。

違反者には30年以下の懲役が科され、ヒューマノイドは場合によって身体を剥奪される

光の母が詐欺に遭ったのが25年前ですから、どんなに長くてもあと5年で服役を終えそうですね。

光が旅立ったら須堂新医院はどうなる?

高級ディナーで気合入れてめかしこんだのに、別れ話(?)なんてヒドすぎるー😭

母親の電脳コピーを求めて、光は日本を発つようですが、そうなると気になるのが須堂新医院がどうなってしまうのか?という話です。

医者がいないわけですから、やっぱり閉院になっちゃうんでしょうか…?

光の血液は結局どうなったのか?

光「もう一本俺の血液あるからさ。明日別のテストしてみよう」

アニメ「AIの遺電子」4話「4つのケース」

4話で光の血液がテストにかけられていましたが、一体何のテストだったのか、結果はどうなったのかが語られていません。

こちらも来週語られるのか気になるところですね~。

次回の考察はこちら👇

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