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【考察】ルパン三世PART6 #11「真実とワタリガラス」

ルパン三世PART6

ブラックドローイングの真実が明るみになる。

ルパン三世PART6では、多数の脚本家による短編回を挟みつつ、ルパン対ホームズがメインストーリーとして描かれている。

1クール目も佳境に入ったところで、まずはルパン三世VSホームズシリーズの話を一覧にした。

もしおさらいをしたい人は、話をタップして考察記事を確認するといいだろう。

本記事では、冒頭で11話のあらすじを語り、「アレックス・ジェンキンソン殺害事件」「リリーの記憶」「ホームズの推理」について考察する。

今回明るみになったブラックドローイングの真実について、丁寧に紐解こう。

小ネタとして「シャーロック・ホームズの仮病は名人芸?」を収録。

前話「ダーウィンの鳥」の考察記事を読みたいは以下を参照。

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あらすじ

ホームズ「ようやく前に進めそうだよ。ワトソン」

リリーを守るだけでなくあの夜の出来事を乗り越える時期だと判断し、ルパンと和解したホームズ。
ホームズは本格的にジョン・H・ワトソンを殺した犯人を突き止めるために動き出す。

そんな中あるデベロッパーが殺され、ホームズは興味を惹かれる。
殺し方がワトソンの時と全く同じだったからだ。

ホームズはワトソンを殺した犯人がロンドンにいると確信し、リリーの記憶を刺激する。
リリーがワトソンを殺した犯人を見ている可能性があるからだ。

時を同じくして、ルパンも真実に向けて動き出していた・・・。

アレックス・ジェンキンソン殺害事件

フォークナーに取り入り、フォークナーが所有する土地を買い上げようとしていた地上げ屋アレックス・ジェンキンソン。

ある日、アレックスは無残な遺体となって発遣される。

まず腹を撃たれ、とどめに胸と頭に1発ずつ撃たれている。

この殺し方はレイブンを裏切ったホレイショが殺された時の手口と同じものだ。

ホームズはホレイショ・ワトソン・アレックス、この3つの殺しが同一犯だと断定するのだった。

ホームズ「つまり、ワトソンを殺した犯人は今、ロンドンにいる」

リリーの記憶

ホームズは仮病を使って、わざとワトソンの殺害現場近くで車を停めさせた。
リリーはワトソンが殺された夜のことがフラッシュバックし、気を失ってしまう。

何を考えているんだ!
ここはワトソンが殺された場所のすぐ近くじゃないか!
それにそのマフラーは、あの夜リリーが身に着けていたものじゃないか!

ルパン三世PART6 #11「真実とワタリガラス」レストレード警部の台詞より引用

無茶をするホームズに対しレストレードは怒るが、ホームズは既に覚悟を決めていたようだ。
ワトソンを殺した犯人の手がかりはリリーの記憶の中に眠っている。

レストレード「リリーの記憶を取り戻そうとしているのか?」

ホームズ「私は決めたのだ。ジョン・H・ワトソンを殺した犯人を見つけ出すとね。たとえどんな手を使っても」

ルパン三世PART6 #11「真実とワタリガラス」ホームズとレストレードの会話より引用

ホームズの推理

不可能を消去して、最後に残ったものがいかに奇妙なことであっても、それが真実となる
(When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth.)

名探偵シャーロック・ホームズは度々消去法を使って難事件を解決している。

ブラックドローイングにて、ホームズ・リリー・ルパン・銭形と役者が揃ったところで、ホームズは諮問探偵の名にふさわしい名推理をしてみせた。

途中ルパンやリリーの意見も挟みつつ、一同はブラックドローイングの真実に近づいていく。

絵は無価値だった

レイブンのお宝への手がかりとされてきた絵は全く無価値だった。

それならば重要なのは、この絵が飾られていた部屋《ブラックドローイング》そのものだという。

ブラックドローイングの真実

フォークナーの勤務時間は月によってバラつきがあり、日の出・日の入りに対応していた。

ホームズ「フォークナーは日が昇っている時間、ずっとこの部屋に籠もっていた
この全く日の差し込まない、ブラックドローイングと呼ばれる部屋に。それは何故か?」

リリー「日が差し込まないようにずっと見張っていた?」

ルパン三世PART6 #11「真実とワタリガラス」ホームズとリリーの会話より引用

価値があったのは、フォークナーが詰めていたブラックドローイングそのもの。
フォークナーは絵に日が差さないように監視していたのだ。

ルパンがカーテンを全て引き剥がすと、部屋に光が差し込み額縁が光りだした。

すると、フォークナー卿のビルは突然爆発し炎上する・・。

小ネタ:ホームズの仮病は名人芸?

リリーの記憶を刺激するために、ホームズは仮病を使って病院までレストレードに車で連れて行ってもらう。

実はシャーロック・ホームズの仮病は名人芸で、犯人を罠にはめるために重病人のフリをするということをやってのけたこともある。(『瀕死の探偵』)

『瀕死の探偵』はコナン・ドイルの短編小説『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』に収録されている。

11話の感想

11話・12話は2021年12月25日に一挙放送されている。

ルパンVSホームズシリーズの最終局面の前編と言ったところか。

次回、いよいよルパンとホームズ、そしてレイブンとの因縁に決着がつく。

突然フォークナー所有のビルが爆発した理由は何なのか?

ワトソンを殺した犯人は一体誰なのか?

そして12話のラストでは驚くべき人物も登場する。

何とこの人物は、台詞こそなかったものの既に1話で登場しており、まさかの伏線回収に度肝を抜かれてしまった。

2クールでも登場するのか非常に気になるところだ。

12話「英国の亡霊」の考察を読む。

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