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【考察】ルパン三世PART6 #14「蜃気楼の女たち」

ルパン三世PART6

ルパンはメルセデスのアジトでトモエの痕跡を見つける。

本記事ではアニメ「ルパン三世PART6」の14話「蜃気楼の女たち」の考察を取り扱う。

「教育係だったトモエ」「盗みの美学」「愛を語る女たち」を掲載。

メインストーリー「Witch and Gentleman」へのリンク一覧はこちら。

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あらすじ

かつてルパンが暮らしていた屋敷の宝物庫から盗まれた宝石「unknown」がオークションに出品されていることを知り、ルパンは宝石を盗み出そうとする。

しかし謎の女盗賊・メルセデスによって宝石は横取りされてしまった。

巻き込まれたマティアの無事を見届けたルパンは、メルセデスを追ってメキシコへと向かう。

メルセデス達はメキシコの銀行を襲うが、ルパン達は手を出さず発信機を辿ってメルセデスのアジトへ。

宝石を取り戻したルパンは、トモエからメルセデスへ宛てたと思われる手紙を見つける。

人を欺く時は二重三重に策を。決して油断せぬこと。

メルセデス、ルパン三世を超えなさい。

ルパン「バカな・・」

それはかつてルパンもたたきこまれたトモエの教えだった。

トモエの痕跡を見つけたルパンは、トモエが屋敷のお宝を盗み出したあの日の事件に疑問を持つ。

一体あの日に何が起こったのか・・?

当時幼かったルパンには真実を知るすべがなかった。

ルパン「だがもしも本当に生きてるなら、いつか必ず捜し出す。あの日の真実を知るためにな」

教育係だったトモエ

ガキのころ、俺にルパンの名を継ぐ資格があるかを確かめるため
じいさまが教育係をよこしてな。それがトモエだ。

トモエはルパンの実母ではなく教育係だった。

トモエは護身術や銃のエキスパート達による教育を幼いルパンに施し、トモエ自身は泥棒としてのノウハウをルパンに教えた。

トモエ「人を欺くときには必ず二重三重に策を練っておきなさい。そして誰に対しても決して油断はしないこと。もちろんこの私にも」

屋敷に賊が入り込んだ時は、トモエが身を挺してルパンを守ったような描写がある。
「何でそこまですんのか」と聞いた幼少のルパンに、トモエはこう答えたという。

トモエ「教え子はみんな私の子供だからよ」

ルパンが「俺の母親だ」と言ったのはこのためだろう。

しかし数年たったある日の晩、事件が起こる。

ルパンは屋敷の外が騒がしくて目を覚ます。

使用人「屋敷の宝が盗まれました。犯人はトモエ様です!」

外に飛び出したルパンは、崖に追い詰められたトモエを見つける。

ルパンに気づいたトモエは一瞬驚いたようにルパンを見ると、銃口をルパンに向けた。

直後屋敷の者が発砲し、トモエは海へと落ちていった。

何故トモエが屋敷の宝を盗んだのか、真相は謎に包まれたままだ。

盗みの美学

メルセデスが率いるグループ「エルヴィラ」はメキシコの銀行「バンコ・アルバン」を襲った。

そのやり方は何と装甲車を動員してのパワープレーだった。

これには銭形も「美学ってもんがねえのか、あいつらには!」と言わざるを得ない。

メルセデスもルパンと同じくトモエから教えを請うたそうだが、ルパンの盗みの美学とはかけ離れているようだ。

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愛を語る女たち

マティアとメルセデスだが、二人とも「愛」という言葉を使っている。

何故二人は愛という言葉を使ったのか?

少し気になったので、忘備録として残しておく。

マティアの愛

良かった。忘れちゃいけないのは、変わらぬ愛・・です。

「変わらぬ愛」はマティアが持っているマリーゴールドの花言葉だ。

メルセデスが起こした爆発に巻き込まれたマティアは、頭を負傷ししばらく入院するという。

ところでマティアだが、長く花屋の店員をやっていたわけではないようだ。

マティア「私がここに来たのつい最近なんです。前からお花は好きだったんですが、この間までは事務の仕事をしてて」
老人に変装したルパン「ほう・・。それがどうしてまた?」
マティア「なんだか急にチャレンジしてみようって」

マティアは何故花屋の店員になったのだろうか?

どこか謎めいた彼女の動向も気になるところだ。

メルセデスの愛

先生は母親同然だった。覚えておかないとね。母の愛・・ってのはさ。

ルパン「トモエは俺がガキの頃に死んだ」
メルセデス「笑えないね」

メルセデスも宝石をオークションに出したのが誰か分からないらしい。

残されたトモエの手がかりは取り戻した宝石しかないようだ。

小ネタ:五ェ門の蕎麦

前話ではルパンとのカード勝負で連日連敗していた次元だが、五ェ門が合流してから事情が変わったようだ。

次元は五ェ門相手には負けないようで、ルパン達は5日連続で五ェ門が打った蕎麦を食べていた。

ルパン「五ェ門さんよ。俺の記憶だと、昨日も蕎麦だった気がすんだよな」
五ェ門「5日前からだ」
ルパン「くう~~何で勝たせてやんねえんだ!優しさってもんがねえのか?」
五ェ門「情けは無用」
次元「俺は文句ねえよ」

ルパン「できたらポーカーの修行もしてくんない?」
五ェ門「おぬしは食べずともよい!」

次元のパスタの時もそうだったが、こうしたルパン一味の何気ないやり取りは何とも言えない安心感がある。

五ェ門が蕎麦を打っている貴重なエピソードはこちら。

14話の感想

メルセデスとの勝負を制したルパンだが、トモエの居場所を知ることはできなかった。

手紙の内容を見るかぎり、トモエが生きている可能性はかなり高いだろう。

残された手がかりは取り戻した宝石だけだ。

1クール目はすぐに疑惑の人物が浮かび上がったが、2クール目は真実に辿りつくまでのピースがまだ足りず、しばらくはオムニバスエピソードが続きそうだ。

次回は金田一明氏脚本による次元回となる。

金田一明氏は最近で言うと、アニメ「takt op.」の脚本や、アニメ制作が決定している「地獄楽」のシリーズ構成を務めている人だ。

蝶ネクタイをつけている貴重な次元が見られるとあって、こちらも楽しみなエピソードだ。

次の話の考察を読む。

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